化粧品
【皮膚と栄養】583 海藻の化粧品成分(マンニトール)
2024.04.23
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます
日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します
今回は海藻に含まれるマンニトール(マンニット)ついてのお話です
乾物の昆布の表面に白い粉が吹いていることがあります
この白い粉はマンニトール(または、マンニット)が結晶化したものです
マンニトールは海藻やキノコ、玉ねぎやニンジンなどに含まれる天然成分で、口に含むと清涼感のある甘味が感じられます
(注意:酢昆布にまぶされた白い粉はマンニトールを模したもので、うま味調味料・食塩・粉末酢・甘味料などの混合物です)
なお、マンニトールはエリスリトールやキシリトール等と同様に糖アルコールの一種で、腸から吸収することはほとんど出来ません
このため、エネルギー源として利用されにくい『低エネルギー甘味料』として、食事療法向けの加工食品などに利用されています
また、化学的に非常に安定性が高いという性質があります
このため化粧品成分としては、製品の成分であるアミノ酸・ペプチド・たんぱく質などのアミノ化合物の変性を防いだり、壊れやすいビタミン類の安定化をはかるといった目的で製品に添加されています
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