化粧品
【皮膚と栄養】607 Mikiluce薬用保湿ミルクについて⑱ L-プロリン
2024.06.03
ミキ薬局のオリジナル製品『Mikiluce薬用保湿ミルク』(医薬部外品)をご存じですか?
お顔や全身のお肌に潤いを与えると共に、自らの潤いを保持できる健やかな肌を育みます
今回は、その成分のひとつであるプロリン(化粧品表示名:プロリン、医薬部外品表示名:L-プロリン)についてご紹介します
プロリンは、食品から摂取するほか体内でも生成される非必須アミノ酸です
表皮細胞の増殖やコラーゲンの生成を促し、角質層を保湿する作用があります
また、ビタミンCの介在によって、プロリンからさらに安定性の高いヒドロキシプロリンが作られます
これが皮膚や血管などの組織の結合を丈夫に(安定化)し、皮膚の弾力を保ちます
(このため、ビタミンCの不足は肌のたるみやシワの要因となり、極端な不足では壊血病を生じます)
食事により多様な栄養を摂ることで、栄養の相乗作用が得られる一例です
食品には栄養強化や甘味・苦みの風味添加に利用されるほか、医薬品には注射剤の浸透圧を血液の浸透圧に合わせる(等張化)添加剤として用いられます
化粧品成分としては、角質層の天然保湿因子を構成する成分のひとつ(アミノ酸)として保湿、また、ダメージヘアにアミノ酸を補いパサつきを抑えるヘアコンディショニングを目的として配合されます
なお、プロリンとその他のアミノ酸や保湿成分が、混合原料として製品に添加される例も少なくありません(アミノ酸混合原料は各種存在します)
化粧品
- 2025.10.10化粧品
- 【皮膚と栄養】939 麹
- 2025.10.09化粧品
- 【皮膚と栄養】938 カシューナッツ
- 2025.10.08化粧品
- 【皮膚と栄養】937 アーモンド
- 2025.10.07化粧品
- 【皮膚と栄養】936 食べる調味料
- 2025.10.06化粧品
- 【皮膚と栄養】935 リンゴ酢
- 2025.10.04化粧品
- 【皮膚と栄養】934 レモン
- 2025.10.03化粧品
- 【皮膚と栄養】933 魚醤
- 2025.10.02化粧品
- 【皮膚と栄養】932 香味野菜
- 2025.10.01ミキ薬局からのお知らせ
- 【2025年10月】田端店栄養相談のお知らせ
- 2025.09.30化粧品
- 【皮膚と栄養】931 油脂による減塩効果