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【皮膚と栄養】642 食品由来の化粧品成分⑬ テアニン 

2024.07.20

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています

数回シリーズで、それらのご紹介をします

今回はテアニンです

テアニンはアミノ酸の一種で、ツバキ科の植物であるお茶に多く含まれます

さらに、茶葉に日光が当たるとテアニンから苦味成分のカテキンが作られるため、茶葉を覆い日光を遮って育てること(被覆栽培)でテアニンの含有量の多い、豊かな旨味と甘味のある茶葉が収穫できます

なお、この栽培方法で作られるのは、高級緑茶であるかぶせ茶や玉露や抹茶です

化粧品成分としてはテアニン(化粧品表示名:テアニン、医薬品部外品表示名:L-テアニン)

・保湿

・潤いを与えることによるヘアコンディショニング

・粉体化粧品の皮膚密着性を増すための粉末の表面改質

などの作用を目的として添加されています

 

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