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【皮膚と栄養】646 食品由来の化粧品成分⑰ イヌリン

2024.07.25

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています

数回シリーズで、それらのご紹介をします

今回はイヌリンです

イヌリンは水溶性食物繊維で、ゴボウや菊芋(キクイモ)などに多く含まれます

腸内善玉菌のエサとなりやすく、腸内環境を整えるために役立つ成分です

また、飲食物の糖質や脂質の吸収を緩やかにし、胆汁や食品に含まれるコレステロールの吸収を抑制するといった作用があります

なお、腸管内で水を吸収しジェル状になりこれらの作用を発揮するため、十分な水分補給も併せて行うことが大切です

化粧品成分としては

・感触改良:ベースに加えることで多価アルコールや多糖類によるベタつき感を低減する

・起泡補助:陰イオン界面活性剤との併用により泡立ちを良くし、泡の密度を高める

といった目的で添加されます

 

 

 

 

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