化粧品
【皮膚と栄養】646 食品由来の化粧品成分⑰ イヌリン
2024.07.25
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています
数回シリーズで、それらのご紹介をします
今回はイヌリンです
イヌリンは水溶性食物繊維で、ゴボウや菊芋(キクイモ)などに多く含まれます
腸内善玉菌のエサとなりやすく、腸内環境を整えるために役立つ成分です
また、飲食物の糖質や脂質の吸収を緩やかにし、胆汁や食品に含まれるコレステロールの吸収を抑制するといった作用があります
なお、腸管内で水を吸収しジェル状になりこれらの作用を発揮するため、十分な水分補給も併せて行うことが大切です
化粧品成分としては
・感触改良:ベースに加えることで多価アルコールや多糖類によるベタつき感を低減する
・起泡補助:陰イオン界面活性剤との併用により泡立ちを良くし、泡の密度を高める
といった目的で添加されます
化粧品
- 2024.08.31ミキ薬局からのお知らせ
- 【2024年9月】田端店栄養相談のお知らせ
- 2024.08.30化粧品
- 【皮膚と栄養】669 食品由来の化粧品成分㊵ 飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸
- 2024.08.26化粧品
- 【皮膚と栄養】668 食品由来の化粧品成分㊴ 脂肪酸とは
- 2024.08.24化粧品
- 【皮膚と栄養】667 食品由来の化粧品成分㊳ プラセンタエキス
- 2024.08.23化粧品
- 【皮膚と栄養】666 食品由来の化粧品成分㊲ タルクとドロマイト
- 2024.08.22化粧品
- 【皮膚と栄養】665 食品由来の化粧品成分㊱ ミョウバン
- 2024.08.21化粧品
- 【皮膚と栄養】664 食品由来の化粧品成分㉟ コウジ酸
- 2024.08.20化粧品
- 【皮膚と栄養】663 食品由来の化粧品成分㉞ 酒石酸
- 2024.08.19化粧品
- 【皮膚と栄養】662 食品由来の化粧品成分㉝ ゼラチン
- 2024.08.17化粧品
- 【皮膚と栄養】661 食品由来の化粧品成分㉜ コラーゲン