たべ新聞

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化粧品

【皮膚と栄養】751 ほうれん草

2025.01.08

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

今回はほうれん草についてのお話です

冬は成長が遅くなりますが、その分じっくりと栄養を貯えます

夏のほうれん草に比べ、糖分が多いため甘味が増し、ビタミンCは約3倍も含まれます

鉄やカロテンも豊富です

なお、植物性食品の鉄は人体にはあまり吸収率が高くありません

けれども、ほうれん草の鉄は一緒に含まれるビタミンCのはたらきによって吸収され易くなり、吸収率がアップします

また、ひと昔前のほうれん草はアクが強く、アク成分が鉄の吸収を邪魔していましたが、現在のほうれん草はアク成分がかなり減少しています

そして、ほうれん草の鉄とビタミンCをたん白質と一緒に摂ると、お肌のコラーゲン生成が促されます

さらに、ビタミンCと同様『抗酸化成分』であるカロテンは、脂溶性成分です

このため、脂質を含む食材や油脂を使った調理をすることで吸収率がアップします

たとえば今晩の献立に、ほうれん草の『常夜鍋』などはいかがでしょうか?

常夜鍋は、ほうれん草と豚肉をメインにその他の食材(きのこや油揚げ)を加え日本酒と出汁で煮て、ポン酢などをつけていただくお鍋です

素材の風味をしっかりと味わい、体の芯から温まりましょう

 

 

 

 

   

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