たべ新聞

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【皮膚と栄養】767 いわし(鰯)

2025.02.01

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

明日は節分ですね

そこで今回はイワシ(鰯)についてのお話です

最近では漁獲量が減り、すっかり高級魚の仲間入りを果たしました

真鰯(マイワシ)・片口鰯(カタクチイワシ)・潤目鰯(ウルメイワシ)等があり、漁獲量の半分は真鰯が占めます

 

鱗がはがれ易く、身が傷み易いため、『鰯』の字が当てられています

節分に、軒先にイワシの頭とヒイラギを下げるのは、イワシの傷んだニオイと葉のトゲで鬼を遠ざけるためです

それではなぜ、イワシの身が傷み易い(鮮度が落ち易い)のでしょう?

それは、イワシの脂質には酸化(油焼け)し易い不飽和脂肪酸が多いためです

この不飽和脂肪酸は、オメガ3脂肪酸のグループであるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)です

体内では作ることが出来ず飲食物からの摂取が必須な、必須脂肪酸です

そして、皮膚の荒れやかゆみをはじめとするアレルギー反応や炎症反応を抑えたり、LDLコレステロール値の上昇を抑えて『血液サラサラ』に役立つ、健康への効果が注目される栄養成分です

さらに魚油には脂に溶けると吸収率が高まる

・ビタミンE(抗酸化作用・血行促進)

・ビタミンD(カルシウムの吸収を促す・免疫力を正常に維持)

などの脂溶性ビタミンも豊富に含まれます

また、血の気が多く血合肉の割合も多いため、鉄分が豊富です

目が澄みエラが鮮紅色の鮮魚や、獲ってすぐに加工された新鮮なイワシを、もっと料理に活用しましょう

 

 

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