化粧品
【皮膚と栄養】777 花粉症対策② 腸内環境を整える
2025.02.17
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
花粉症の対策を数回のシリーズでご紹介します
まず、皮膚の新陳代謝を高め、免疫機能を整える栄養・機能性成分はたくさんあります
私達は、普段の食事から、料理や献立といった多様な食品の組み合わせによってそれらの成分を摂取しています
その代表が、腸内善玉菌と食物繊維(水溶性&不溶性)です
・乳酸菌:乳製品や漬物(柴漬や糠漬など)に含まれ乳酸を作る
・納豆菌:納豆の製造に利用され、腸内ではオリゴ糖を作る
・酪酸菌:チーズ等の発酵食品に含まれ酪酸を作る
などは、水溶性食物繊維を餌として増殖し、腸内環境を整える善玉菌です
これらの善玉菌がオリゴ糖や水溶性食物繊維をエサとして利用した際の代謝産物である『短鎖脂肪酸』は腸の栄養源となります
例えば、小腸内壁で食物の栄養を吸収する『絨毛』を育てます
このように腸を整えることで、腸の免疫機能・腸壁のバリア機能が発揮されます
さらに、短鎖脂肪酸が腸内のPHを酸性に保つことで
悪玉菌の増殖が抑えられ、腸の動き(蠕動運動)やミネラルの吸収が促されます
また、不溶性食物繊維は腸管からの不要物の排出を促します
すると、腸内での有害物質の発生が抑えられ、有害物質が腸壁から吸収されて全身(から皮膚などの末梢組織まで)に運ばれることを抑制できます
花粉の影響を受けがちな皮膚のコンディションを、体の中からサポートしましょう!
健康のレシピ
- 2025.07.03健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】871 肉の種類と栄養⑯ ウサギ
- 2025.07.02健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】870 肉の種類と栄養⑮ 鳩
- 2025.07.01ミキ薬局からのお知らせ
- 【田端店】8月のイベント開催のお知らせ
- 2025.06.28健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】869 肉の種類と栄養⑭ ウズラ
- 2025.06.27健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】868 肉の種類と栄養⑬ カエル
- 2025.06.26健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】867 肉の種類と栄養⑫ 七面鳥
- 2025.06.25健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】866 肉の種類と栄養⑪ アヒル
- 2025.06.24健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】865 肉の種類と栄養⑩ 山羊肉
- 2025.06.23化粧品
- 【田端店】新規取り扱い商品のご案内
- 2025.06.23健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】864 肉の種類と栄養⑨ 鯨肉