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【皮膚と栄養】778 花粉症対策③ 脂質・たん白質の摂り方Ⅰ
2025.02.18
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
花粉症の対策として、摂取する脂質・たん白質の摂り方(量・種類)を工夫しましょう
例えば口にする食品が揚げ物・スナック菓子、チョコレート・肉類に偏ると、腸内善玉菌のエサ(食物繊維やオリゴ糖)が不足します
すると、善玉菌が作り出す短鎖脂肪酸が減り、腸内環境がアルカリ性に傾き易くなります
(*脂質・たん白質を消化する膵液や胆汁等の消化液もアルカリ性)
このため、アルカリ性の環境を好む悪玉菌が増え易くなります
さらに、悪玉菌が作り出す代謝産物もアルカリ性のため、善玉菌がいっそう棲息しにくくなります
その結果、悪玉菌の働きによって炎症を起こしやすい物質が作られたり、下痢が生じ易くなったりします
この物質が腸壁を透過し全身に運ばれると、皮膚や身体各所でアレルギーをはじめとする各種の炎症が生じ易くなります
さらに紅花油・ひまわり油・ごま油・コーン油・大豆油等のオメガ6脂肪酸(リノール酸)を含む油脂を過剰に摂ると、体内で代謝する際に作られる炎症性成分が悪さをし始めます
リノール酸は体内では作られず、食品からの摂取が必要な必須脂肪酸を含む油脂ですが、皮膚や血管の炎症を防ぐには『適量』の摂取が肝心です
成人の場合、油脂からの脂質摂取の適量は、各種の油脂を取り混ぜて 大さじ1杯程度/日 とされています
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