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【皮膚と栄養】783 花粉症対策⑧ 嗜好飲料

2025.03.06

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

お茶やハーブティーやコーヒーといった嗜好飲料の成分にも、花粉症対策に役立つものがあります

例えばミント(ハッカ)の芳香成分(メントール)は揮発性が高く、熱々のハーブティーにすると香りが立ち上ります

清涼感によって、鼻や喉のムズムズ感がスッと鎮まる感じが心地よいですね

メントールを含むハッカの葉のエキスには、抗炎症・鎮静・抗酸化・抗アレルギー作用等があります

また、甜茶のポリフェノール成分や緑茶・紅茶・ウーロン茶に含まれるカテキン、緑茶・紅茶・中国茶・コーヒー等のカフェインや渋み成分のタンニンは、体内でかゆみを生じるヒスタミンの放出を抑えることから、皮膚や粘膜のアレルギー症状の対策になると期待が集まっています(*カテキンはタンニンの一種、そしてタンニンはポリフェノールの一種です)

さらに、お茶やコーヒーに含まれるカフェインは、交感神経を一時的に興奮させることで毛細血管を収縮させます

これにより、鼻粘膜の充血がもたらす腫れを軽減することができると考えられます

苦しい鼻詰まりが少しでも和らいだら嬉しいですね

ただし、お茶やコーヒーの飲み過ぎによって眠れなくなったり、手先・足先の血流に影響して冷えや肌荒れなどを招く場合もあります

飲用の時間帯や量(3杯程度/日が適量)には気を付けましょう

 

 

 

 

 

 

 

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