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【皮膚と栄養】784 花粉症対策⑨ 花粉と食物
2025.03.07
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
ある種の花粉や食物と、ある種の食物(果物・野菜・ナッツ等)のアレルギー物質の構造が似ている場合があります
すると、花粉症のある人が特定の食物を食べた時に、食物アレルギーの症状を引き起こすことがあります
はじめは、口の中や喉に軽いかゆみやイガイガした違和感を感じることが多いようです(口腔アレルギー症候群:OAS)
この花粉(や食物)と食物の反応を『交差反応』といいます
そして、交差反応により引き起こされる症状を『花粉・食物アレルギー症候群:PFAS』といいます

交差反応の一例としては、春に飛散するスギ・ヒノキの花粉と、バラ科・柑橘系の果物・トマトによる反応があります
特にバラ科には、いちご・梅・桃・アンズ・さくらんぼ・りんご・桃・梨・ラズベリー・びわ・プルーン等、多くの果物が属しています
なお、生食よりも加熱した方が(アレルギーのもとになるたん白質が熱で変化して)反応の程度が抑えられるようですが、花粉症の悪化に伴って発症したPFASは治りにくく悪化するおそれもあります
食物アレルギーを生じた際は、自己判断の対処で紛らわせたりせず、念のため早めに受診をしましょう
そして、花粉症の治療と共に食品の選び方・食べ方等を工夫して身体のコンディションを整え、治療効果の底上げを図りましょう
*食事によって皮膚コンディション(皮膚のバリア機能)を整えることは、花粉皮膚炎の対策にもなります!
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