たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】788 春のインナーケア③ 脂質 

2025.03.12

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

まもなく新年度を迎えますね

大小問わず、生活リズムや環境が変化する方が多いのではないでしょうか

ストレスや食生活の変化から、体調や肌コンディションに影響を生じ易いシーズンです

そのような時こそ、体内からのケア(インナーケア)を心がけましょう

今回は脂質についてのお話です

脂質には5種類あり、脂肪酸グリセリンから中性脂肪(皮下・内臓脂肪)が作られます

細胞膜を作るリン脂質や、糖を含む糖脂質、そしてコレステロールがあります

エネルギー源としては、糖質やたん白質と共に脂質(中性脂肪)が3大栄養素とされ、最もエネルギー量の高い(高カロリー)成分です

ちなみに糖質やたん白質が1g当たり4kcalであるのに対し、脂質は9kcalです

飢餓に備え、皮下や内臓には中性脂肪が備蓄されます

また、油脂に溶ける性質(脂溶性)の栄養成分を共に摂ると、それらの吸収率を高めます

皮膚や粘膜の健康に不可欠なビタミンACEが、その代表例です

皮膚においては、皮脂腺から分泌された皮脂が皮膚の乾燥を防ぎ、潤いを保つための重要な役割を担います

なお、体内で作り出すことが出来ない脂肪酸があります

・オメガ3脂肪酸のグループのα₋リノレン酸やDHAやEPA

・オメガ6脂肪酸のグループのリノール酸やアラキドン酸、γ‐ノレン酸

などがその例です

これらは食品から摂ることが必須のため、必須脂肪酸といいます

脂質は動物性・植物性のさまざまな食品に含まれます

バランスの良い食事により、各種脂質を偏りなく適量の範囲で摂ることが可能になります 

 

 

 

 

 

 

 

 

健康のレシピ

2025.11.28健康のレシピ
【皮膚と栄養】964 たんぱく質の摂り方⑦ 植物性たんぱく質
2025.11.27化粧品
【皮膚と栄養】963 たんぱく質の摂り方⑥ 乳たんぱく
2025.11.26化粧品
【皮膚と栄養】962 たんぱく質の摂り方⑤ 動物性たん白質
2025.11.25化粧品
【皮膚と栄養】961 たんぱく質の摂り方④ 摂り過ぎを防ぐ
2025.11.22化粧品
【皮膚と栄養】960 たんぱく質の摂り方③ 摂取不足を防ぐ
2025.11.21化粧品
【皮膚と栄養】959 たんぱく質の摂り方② たんぱく質を含む食品
2025.11.20化粧品
【皮膚と栄養】958 たんぱく質の摂り方①  たん白質とは?
2025.11.18ミキ薬局からのお知らせ
【田端店】12月のイベントご紹介
2025.11.15ミキ薬局からのお知らせ
【田端店】ベジチェック測定会 ご参加御礼
2025.11.13化粧品
【皮膚と栄養】975 たんぱく質の摂り方⑰
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養