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【皮膚と栄養】790 春のインナーケア⑤ カルシウム 

2025.03.14

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

まもなく新年度を迎えますね

大小問わず、生活リズムや環境が変化する方が多いのではないでしょうか

ストレスや食事内容の変化により、体調や肌のコンディションに影響を生じ易い時季です

そのような時こそ、体内からのお肌のケア(インナーケア)を心がけましょう

今回はカルシウムについてのお話です

カルシウムは血液の1%程を占め、カリウムと同様に筋肉の収縮や神経伝達の機能を正常に保ちます

動脈硬化や血圧の上昇を防ぐためにも必要なミネラルです

また、皮膚の角質層の下の顆粒層でバリア機能(異物の侵入を防ぎ水分の蒸発を防ぐ)を担います

そして、各種ミネラルの中では体内に最も多く含まれる成分です

体内には約1kg存在し、骨や歯の主要な成分としてこれらの組織の健康を支えています

なお、私達が食品から摂取するカルシウムのおおもとは、動物がエサを経由し摂取したり植物が根から吸収した、土壌に含まれるカルシウムです

ところが火山国の日本は土壌のカルシウム量が乏しく、さらに河川からも海に流出します

このため、国産の農・畜産物に土壌から移るカルシウム量は、大陸の産物に比べて少ない傾向です

これに対し、魚介類や海藻などの海産物はカルシウムが豊富です

近年、日本人の海産物の摂取量が減少の一途を辿っていますが、もっと積極的に摂りたいものです

また、飲食物の中では、特に乳製品にカルシウムが豊富です

例えばコップ3杯の牛乳を摂ると、成人の1日に必要なカルシウム(600mg)を確保できます

乳・乳製品を、料理・献立に活用し、充分な量のカルシウムを摂りましょう

そして、お肌や身体を良好なコンディションに整えて新年度を迎えましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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