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【皮膚と栄養】792 春のインナーケア⑦ 鉄

2025.03.17

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

まもなく新年度を迎えますね

大小問わず、生活リズムや環境が変化する方が多いのではないでしょうか

ストレスや食事内容の変化により、体調や肌のコンディションに影響を生じ易い時季です

そのような時こそ、体内からのお肌のケア(インナーケア)を心がけましょう

今回は、鉄についてのお話です

鉄は赤血球の成分であるヘモグロビンの構成成分としてよく知られています

赤血球が皮膚・全身にくまなく酸素を運ぶために欠かせないミネラルです

身体各所に充分な酸素が行き渡ると、新陳代謝や生命活動の機能が円滑になります

ほかにも、皮膚ではコラーゲンの生成を促すほか、活性酸素を除去したり、メラニン色素を分解する酵素の成分としても働きます

なお、鉄は日本人に特に不足しがちな栄養素のため、日々積極的に摂る必要があります

ちなみに植物に含まれ医薬品や健康食品にも添加される無機鉄の吸収率は2~5%程です

このため、医薬品や食品に添加する際は、配合量を多くしたり、クエン酸等と結び付けて吸収率を高める工夫が行われます

なお、健康食品(サプリメント)には『ヘム鉄』を用いる例があります

ヘム鉄は赤血球に含まれ、たん白質と鉄が結び付いて全身に酸素を運ぶ有機鉄です

サプリメントには、主に豚の血液を原料とするヘム鉄が添加され、その吸収率は15~25%前後と非常に高いのが特徴です

また、動物の筋肉組織に含まれるミオグロビンという有機鉄も、たん白質と鉄が結び付き酸素を貯えます

そして、血中のヘム鉄を多く含むレバーや、ミオグロビンを含む赤身肉(畜肉・魚肉)は、鉄と酸素の結びつきによって赤く発色します

このため、赤色の濃さが吸収率の高い鉄を豊富に含んでいるサインとなります

お肌や身体の健康のため、これらの食品を意識して摂るようにしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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