化粧品
【皮膚と栄養】794 春のインナーケア⑨ カロテン・ビタミンA
2025.03.19
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
まもなく新年度を迎えますね
大小問わず、生活リズムや環境が変化する方が多いのではないでしょうか
ストレスや食事内容の変化により、体調や肌のコンディションに影響を生じ易い時季です
そのような時こそ、体内からのお肌のケア(インナーケア)を心がけましょう
今回は、カロテン・ビタミンAについてのお話です
カロテンは緑黄色野菜など、植物性食品に含まれる脂溶性でオレンジ色の色素成分です
体内で、必要な分だけがビタミンAに変換され、利用されます
なお、ビタミンAは動物性食品に含まれる無色に脂溶性成分です
いずれも油脂を用いた調理をしたり、肉や魚のように脂質を含む食品と組み合わせて摂ることで、吸収率を高めることが出来ます
そしてビタミンAは、抗酸化作用のほか、皮膚や粘膜を健やかに保つ重要な成分です
不足なく十分に摂るようにしましょう
なお、カロテンを摂り過ぎた場合は、みかんをたくさん食べた時の様に皮膚が黄色くなる(柑皮症)例があるものの、身体に不具合な過剰症を引き起こすことはありません
それに対し、ビタミンAには頭痛や嘔吐、皮膚の剥離といった過剰症があります
このためビタミンAを多く含むレバーの食べ過ぎには注意し、ビタミンAを含むビタミン剤(医薬品)やサプリメントは記載されている用法・用量や目安量を守り利用しましょう
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