化粧品
【皮膚と栄養】833 身体を守る 味①
2025.05.15
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
前回までのお話で、植物の色や匂いのもとでもある抗酸化成分が身体を守ることについて触れました。
今回からは、特有の味を備えた抗酸化成分のお話です。
植物が生存するには紫外線の害や昆虫・動物による食害から身を守る必要があります。
このため、紫外線に対しては抗酸化作用のある色素を、食害に対しては昆虫や動物の嫌う強い匂いや味を備えることで身を守っています。
例えば苦味・渋みです。(渋みは『刺激』ですが、便宜上『味』として扱います)
飲食物でいえばコーヒー・お茶・フキノトウ・落花生や栗の薄皮などの風味です。
少量の摂取では危険が無いことを経験から学び、慣れると『おいしさ』として感じるようになる、いわゆる『大人の味』です。
これらの成分には、生物や人体に有益な抗酸化成分でもあるものが多いです。
ただし、これらの成分の多い食品を摂ると、口内や胃腸に刺激や負担を与えたり、空気(酸素)に触れて変色し、料理の見た目に影響することがあります。
その場合は『アク』成分として、水さらしなどのアク抜き処理を施す場合もあります。
それでは具体的にどんな成分があるのか、次回ご紹介をします。
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