たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】835 身体を守る 味③

2025.05.17

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

前回に続き、植物の身を守る苦さや渋みのある成分についてのご紹介をします。

青い文字の成分はポリフェノールに属します)

これらの成分には、生物や人体に有益な抗酸化作用を持つものが多いです。

★落花生の薄皮       

苦味はレスベラトロールによるものです。

この成分は、ブドウの皮やブルーベリーや桑の実などにも豊富です。

動物性食品の摂取量が多いフランス人の健康保持に赤ワインが役立っているのではないか(フレンチパラドックス)という話題によって、注目されるようになった成分です。

★栗の薄皮

渋みはタンニンによるものです。

タンニンは柿やどんぐり(栃の実など一部の種類を食用とする)などにも含まれます。

★野菜のアク

苦味は各種アルカロイドや有機塩類、無機塩類によるものです。

アルカロイドは春の山野草に多く含まれます。

また、無機塩類の例はにがりにも含まれている塩化マグネシウム等が挙げられます。

渋味は、タンニンによるものです。

 

なお、これらの成分による抗酸化作用を効率的に得るための適量は、

『美味しく感じられる日常的(一般的)な摂取量』です。

無理なく安全に、食生活の中で活用しましょう。

 

 

 

 

健康のレシピ

2025.06.14健康のレシピ
【皮膚と栄養】857 肉の種類と栄養② 豚肉
2025.06.13健康のレシピ
【皮膚と栄養】856 肉の種類と栄養①
2025.06.12健康のレシピ
【皮膚と栄養】855 精製食品⑧ 蒸留酒 
2025.06.11健康のレシピ
【皮膚と栄養】854 精製食品⑦ でんぷん
2025.06.10健康のレシピ
【皮膚と栄養】853 精製食品⑥ 穀類
2025.06.09健康のレシピ
【皮膚と栄養】852 精製食品⑤ 塩
2025.06.07健康のレシピ
【皮膚と栄養】851 精製食品④ 油
2025.06.06健康のレシピ
【皮膚と栄養】850 精製食品③ 蜂蜜
2025.06.05健康のレシピ
【皮膚と栄養】849 精製食品② 砂糖
2025.06.04健康のレシピ
【皮膚と栄養】848 精製食品① 精製の長所・短所
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養