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【皮膚と栄養】857 肉の種類と栄養② 豚肉

2025.06.14

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。

今回は豚肉についてのお話です。

豚は雑食性でエサを選ばず、多産で発育が速いことから食肉を得やすい動物です。

野生のイノシシが家畜化され、改良が重ねられてきました。

鳴き声とひづめ以外は全て食べられるといわれ、脂肪層からはラードを採り、耳や豚足、血液も料理に用いられます。

また、皮や脂肪層にはお肌に嬉しいコラーゲンも豊富です。

なお、豚肉に比べイノシシ肉の方が濃い赤色で、牡丹の花の色にも例えられます。

これは、イノシシの方が活動量が多く、筋肉組織(赤身肉)に酸素を酸素を多く摂り込むことができるためです。

この筋肉の赤色は、血液のヘモグロビンと同様に鉄の豊富なミオグロビンが、酸素と結合し発色したものです。

このため貧血対策には、豚肉の場合にもヒレ肉のような赤身肉の利用がお勧めです。

さらに、他の食肉に比べ、豚肉にはビタミンB1が豊富です。

ビタミンB1は、糖質をエネルギー源として消費する際の触媒の役目をします。

不足すると、倦怠感や皮膚・身体組織の糖化を招くため、とても重要なビタミンです。 

そして注意点があり、豚肉の生食はE型肝炎・寄生虫・食中毒のリスクがあります。

このため、十分に加熱調理をして食べる必要があります。

なお、生ハムは非加熱製品ですが、塩漬熟成・燻煙などの処理を施しているため、生肉の扱いではありません。

また、例外的に、ドイツでは厳しい検査基準をクリアした生肉が挽肉料理として食べられているそうです。

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