健康のレシピ
日本の味覚⑥
2011.12.26
〜 うま味(日本酒) 〜
日本酒が作られる際、200種類以上の成分が生成されます。
これらの組み合わせが、複合的に酒の風味を作り出しています。
乳酸や、貝にも豊富なコハク酸などの酸はうま味を引き立て、酒の味わいを引き締めます。
華やかな芳香成分や、うま味のもとであるグルタミン酸などアミノ酸の種類も豊富です。
うま味成分の量を比較すると、
ビール1 : ワイン3 : 日本酒8
と、日本酒がダントツです。
日本酒を調理に用いると、これらの成分が食材の風味に加わり、調味料のようにはたらきます。
また、アルコール分には
・他の調味料の、食材への浸透を助ける
・魚などの生臭み成分であるトリメチルアミンを蒸発させる
・肉や魚をふっくら煮上げる
といったはたらきがあります
もっと日本酒を調理に活用したいですね。
注)調理酒として販売されている日本酒には塩分が添加されています。
表示を確かめ、塩分量を把握して使用しましょう。
健康のレシピ
- 2025.06.02ミキ薬局からのお知らせ
- 【田端店】8月のイベント開催のお知らせ
- 2025.05.30健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】846 身体を守る機能⑤ 女性ホルモン
- 2025.05.29健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】845 身体を守る機能④ 男性ホルモン
- 2025.05.28健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】844 身体を守る機能③ 常在菌
- 2025.05.27健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】843 身体を守る機能② 体温
- 2025.05.26健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】842 身体を守る機能① 新陳代謝
- 2025.05.24健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】841 身体を守る 繊維質③
- 2025.05.23健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】840 身体を守る 繊維質②
- 2025.05.22健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】839 身体を守る 繊維質①
- 2025.05.21健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】838 身体を守る 味⑥