健康のレシピ
日本の味覚⑦
2011.12.26
〜 うま味(野菜) 〜
日本には季節・地域ごとのさまざまな種類の野菜があります。
野菜にはそれぞれ旬があります。
旬の時期には栄養とともに甘味やうま味の成分も増し、野菜そのものの味わいが最良となります。
野菜のうま味成分は主にグルタミン酸で、完熟したトマトや玉露、白菜や玉ねぎ、ホウレンソウなどに豊富です。
このうま味は、熟成(タンパク質がアミノ酸に分解される)したチーズや生ハムのうま味と同じです。
また、グルタミン酸とイノシン酸・グアニル酸等との組合せにより、相乗効果が生まれます。
魚介のトマト煮や、玉ねぎと肉のシチューなど、「うま味」を示す単語の無い世界各地でも、経験的にこのような素材の組合せが生まれ、伝統料理として引き継がれてきました。
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