たべ新聞

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健康のレシピ

旬の食べ物(150) 赤貝

2012.11.19

赤貝

 

 赤貝の血液の色素は、ヒトと同じく鉄と結びついています。

 このため、身の色が赤色を呈しており、赤貝といいます。

 

 生で刺身や寿司ダネに、茹でて酢の物に、煮貝にと利用され、甘味が

充実した高級品の貝です。鉄などのミネラルが豊富です。

 夏の卵をもつ時期は食用に適しておらず、冬が旬です。

 

 

 なお、『赤貝の缶詰』には「猿頬貝(さるぼうがい)」を原料として

いることが明記されています。赤貝に良く似た赤身の貝です。

 

 しかし、本物の赤貝ではないからと侮ること無かれ!

 なんとさるぼう貝には鉄分が100mg当り11mg(成人1日分の必要

量)、カルシウムが60mg(成人1日分の必要量の半量)など、栄養素を

驚くほど多く含まれています。

 

 

 赤貝は一度にまとまった量食べる食品ではありませんが、食べ物の摂り

方の「質」を考える上では、もっと利活用したい良い食品です。

 

 缶詰を利用した和え物や炊き込み飯など、一品のアイデアをひねり出

してみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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