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健康のレシピ

旬の食べ物(75) 葉唐辛子

2012.07.23

葉唐辛子

 8月に入ると、小さな実(さや)のついた葉唐辛子が出回ります。

 実の部分に多く含まれる辛み成分のカプサイシンが、葉にも含まれています。しかしその分量はわずかのため、佃煮などにして程良い辛さを楽しむことができます。

 葉を茹でて水を切り、細かく刻んで炒め、醤油や酒などで調味をして汁気が無くなるまで煎りつけると完成です。

 唐辛子はカリウム、カルシウムや鉄といったミネラルやビタミンC、カロテンが非常に豊富な植物です。けれども実はあまりにも辛みが強いため、1回に食べることができる分量は1gにも満たない場合がほとんどです。

 実に比べ、葉唐辛子の方がはるかに穏やかな辛みのため、1回に食べる量は多くなり、上に挙げたような栄養素を多く摂ることが出来ます。

 けれども佃煮は日持ちがするように濃い味付けに作られています。

 くれぐれも分量は控え目にいただきましょう。

 ドレッシングに刻んで混ぜたり、他の野菜と共に肉で巻いて焼いたりと、隠し味としての利用もおすすめします。

 ピリ辛のおいしさを楽しみましょう。

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