たべ新聞

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健康のレシピ

11月15日 かまぼこの日

2014.11.11

 

~文献に初めてかまぼこが登場したのが1115年、この年号を分解し、11月15日がかまぼこの日に~

 
かまぼこは、魚を生のまま保存する技術の無かった時代に発明された、日本独自の食品です。
それ以前にも、魚をすり身にして棒の先に付け、火であぶり焼きにして食べていたようです。
魚肉のタンパク質に塩を加えて練ると、粘りが出、棒に巻きつけたり、団子にしたりと、成形しやすくなります。
加熱により独特の弾力や旨味がまし、保存や運搬にも便利になります。
 

新鮮な魚肉をふんだんに使用するかまぼこは、動物性蛋白質が日常的に手軽に摂取できなかった時代にはごちそうでした。

今でも、おせち料理や祝いの膳に、紅白に彩ったかまぼこは定番ですね。

 

また、かまぼこははじめは棒に巻きつけた竹輪(チクワ)型でした。

これが、蒲(ガマ)の穂の形に似ており、蒲は鉾・矛(ホコ)に似た形であったことから、

「蒲の鉾(矛)」→「がまのほこ」→「かまぼこ」と、転訛したとされています。

 

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