たべ新聞

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健康のレシピ

今年は羊年  ~食物としての羊~

2015.01.05

新年おめでとうございます。

本年は羊年です!

 

羊は有史以前より人間が家畜として利用してきた動物です。

毛は衣類に、皮は衣類や住居、紙(羊皮紙)などに、乳や肉は食物として、

人間の衣食住や文化を支えてきました。

 

ここからは食物としての羊について紹介します。

 

羊乳

羊乳は牛乳に比べ、収量は少ないものの脂質やタンパク質が豊富なため、

主に加工用に利用されます。

中近東や欧州を中心にチーズやヨーグルト、乳を使った伝統的な料理が親しまれています。

日本国内の市場で流通する乳製品としては、フランスのロックフォールチーズやギリシャのフェタチーズなどが挙げられます。

 

羊肉

羊肉は脂肪を蓄えるにつれ、脂肪分に特有の臭みが集中します。

このため、生後1~2年程度の肉が好まれ、余分な脂肪をそぎ落としたり、ミントなど香りの強い香草・香辛料を用いたり、

においを吸着する作用がある乳で煮込むといった調理方法が定着しました。

 

羊肉は漢方の考え方(薬膳)では体を温める働きがあるとされ、日本でも北海道を中心にジンギスカン料理が親しまれています。

また、畜肉の中では特に羊肉に、カルニチンという成分が豊富です。

カルニチンは脂肪の燃焼を促す作用があるとされ、ダイエットやメタボリック対策に魅力ある食材として注目を集めました。

 

人間が羊から受ける恩恵には、これからもまだまだ新たな発見がありそうです

                                         

 

 

 

 

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