たべ新聞

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健康のレシピ

最近の注目: 外国製サプリメント

2015.10.15

 最近はインターネット等により、さまざまな健康・商品情報が得やすくなりました。

 希望の条件を満たす健康食品やサプリメントを探す範囲が、国内製品のみならず外国製品にも広がり、

入手も容易になっています。

 これに伴いミキ薬局店頭でも、外国製サプリメントの利用について相談を承る機会が増えてきました。

 

 日本製品との最も大きな違いは、成分量です。

 日本人とは体格が異なる国民に向けた製品は、代謝量・必要量も異なるため、成分配合量にも日本製品との

間に差があります。

 日本製品は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」が示す1日の望ましい摂取量に沿った栄養成分の配合量で

設計されており、あくまで「食事の補い」のレベルでの配合量です。

 

 海外では、サプリメントを代替医療の手段として医師が選択・使用させる事例も一般的なため、日本の

「食事の補い」のレベルをはるかに超える成分高配合の製品が数多く存在します。

 この点に魅力を感じて個人輸入や通販によって外国製品を入手する方も多いようです。

 

 けれども、過剰分を速やかに体外に排出する水溶性成分(例:ビタミンB,Cなど)とは異なり、体内に

蓄積する脂溶性成分(例:ビタミンA,Dなど)には、継続した過剰摂取により過剰症を招く恐れがあります。

 また、水溶性成分にも過剰摂取によるリスクはあります。

 例えばビタミンCの一例ですが、過剰摂取(処方箋薬として一般的に処方される量を超えるような分量)の

継続は腎機能に必要以上の負担を与えるとともに、結石などの要因にもなります。

 

 外国製サプリメントの利用や、栄養成分の継続的な多量摂取を検討する場合は、望ましい使用方法について、

医師・薬剤師・管理栄養士に相談し、リスクや効率的な使用方法についての確認することをお勧めします。

 

 健康増進・体調管理のために使用する製品です。安全に使用し、良い変化を実感したいですね。

  

 

 

 

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