たべ新聞

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健康のレシピ

旬の食材  長芋

2015.10.20

 長芋は、生産量の約9割が北海道・青森産です。海外向けにも輸出されています。貯蔵性に

優れているため、冬の保存食糧として重宝されてきました。

 

 アミラーゼというでんぷん消化酵素を多く含むため、長芋のでんぷんは生で食べても

おなかを壊さず消化が良いのが特徴です。
 芋をすりおろして生食するのは世界的にも日本に限られる食べ方なのですが、とろろご飯は

ごはんや芋のでんぷんが速やかに消化吸収されるため、競技スポーツの前の食事や、病中病後の

食事への利用もお勧めです。

 

 長芋は、体内のナトリウムの排出を促す(腎臓での再吸収を抑える)カリウムや、胃粘膜を

保護するムチンも豊富です。

 漢方の世界では、滋養強壮の薬として利用される元気の源です。皮をむき乾燥させたものを、

山薬(サンヤク)と呼ぶのだそうです。

 

 

 

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