たべ新聞

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健康のレシピ

旬の食材  いんげん豆(隠元豆)・さやいんげん(莢隠元)

2017.07.28

いんげんは中央アメリカが原産です。

新大陸を発見したヨーロッパから、世界中に伝わりました。

 

 

『いんげん豆』はでんぷんと食物繊維が多く、煮豆や和菓子のあんに利用されます。

白いんげん、赤いんげん、寅豆、花豆、手亡豆などがいんげん豆の仲間です。

タンパク質も乾燥重量の2割と豊富なため、地中海やラテンアメリカを中心に、

タンパク源としても重宝されました。

肉や野菜との煮込み料理に利用されることが多いようです。

また、小麦やトウモロコシとの栄養的な相性が非常に良く、これらと組み合わせて

食べることで、それぞれのアミノ酸(タンパク質のもと)の利用効率が高まるという

特徴があります。

 

 

『さやいんげん』は、未熟な莢を食べる緑黄色野菜です。

食物繊維とカロテンが豊富です。

甘味があり、油脂のコクとの相性が良いので、油で炒めたり、肉料理に付け合わせる

ことが多いです。(さらに油脂にはカロテンの吸収を助ける働きもあります。)

現在国内で流通している品種は、明治の頃に海外から導入したものが元になっているそうです。

同じ株から次々に収穫出来るため、6~10月という長期間、旬の野菜として流通しています。

 

さやいんげんの別名(英語名)をString Bean(ひも状の 豆)というように、

スラリと細長く、張りのあるさやの状態が、若く瑞々しいさやの特徴です。

豆の形がさやの外側から目立つものはすでに育ち過ぎており、筋がかたく、食感が悪くなっています。

また、もともと暑い地域の原産のため、低温には弱くあまり日持ちしません。

とれたてを早めに食べるようにしましょう。

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