健康のレシピ
果糖の豊富な天然甘味料【蜂蜜】
2019.08.21
蜂蜜はミツバチが花の蜜を集め、巣に貯蔵し、熟成した天然の甘味料です。
花の種類によって風味や色調、濃度が異なりますが、糖質が主の食品です。
花の蜜はもともとは水分とショ糖が主成分です。
ショ糖はミツバチの唾液の酵素によって分解され、ほぼ半分が果糖に、残りがショ糖とブドウ糖
という組成になります。
花の蜜は蜂の巣の中での貯蔵中に水分が蒸発し、もとの2割位の量まで濃縮され、
特有のとろみのある状態になります。
ところで、皆さんはたくさんの砂糖を水や飲み物に溶かすイタズラをしたことはありますか?
糖は、少量の水にもかなりの量が溶け込みます。とろみが出るほどの濃度まで溶かし込むと、
相当な量になります。
蜂蜜は100g中、水分はわずかに5~6gに、94~95gもの糖が溶け込んでいます。
このため、小さじ1杯の砂糖は3gですが、蜂蜜は7g、同じ見た目の量に対し、
蜂蜜はズッシリと2倍ほどの糖を含んでいることになります。
この蜂蜜を、ヨーグルトや飲み物に目分量でタップリかけると・・・思いがけない量の糖を摂る
ことになりますね。
分量に注意して、蜂蜜の風味を楽しみましょう。
*1歳未満の乳児には蜂蜜を与えないようにしましょう
(乳児ボツリヌス症の予防)
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