健康のレシピ
【免疫力を高めるために③】丹念な口内ケアを!
2021.02.02
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
今回は、口内ケアが免疫力を高める、というお話をご紹介します。
口中常在細菌には、体を守る菌や悪さをする菌がいます。
日和見で、ヒトの免疫力が落ちると悪さをし始める菌もいます。
飲食物と共に飲み込まれ、腸に届いた口内菌群は、
ヒトの免疫力に大きく関わる腸内細菌のバランスや腸内環境にも
影響を与えることがわかってきています。
特にプラーク(歯垢)や舌苔は細菌の塊です。
プラークは歯磨きをしないと落とすことができません。
プラークが歯石になると、歯科医院で削って頂くしか方法はありません。
まずは、人体に悪さをする口内細菌や口から入ってくるウイルスを減らすことが肝心です。
口内では、唾液に含まれる免疫グロブリンA(IgA)が、
粘膜を介して人体に悪さをする菌やウイルスに対抗し、トラブルを防いだり、軽症に抑えます。
特に感染症の流行している時期、唾液の持つ免疫力は感染症予防に対して発揮をさせたいものですが、
歯垢や舌苔に棲む有害な菌が多いと、唾液の免疫力はこちらを抑えるために分散されてしまいます。
すると感染症の菌やウイルスと、免疫力との均衡が崩れるリスクが増してしまいます。
感染症対策には、こまめな手洗いうがいと共に、日々の歯磨きや舌そうじも一層丹念に行いたいものです。
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