たべ新聞

0

健康のレシピ

【食品の成分表示】薄口醤油 vs. 濃口醬油

2021.03.22

皆さんこんにちは  ミキ薬局の管理栄養士 畠山です

 

料理は、盛り付けの彩りが大切です。

特に和食の場合、味噌や醤油など色が濃い調味料の利用が多く

色あいに大きく影響しがちです。

調味料の中でも醤油は、繊細な風味や色彩が追求される調理に使用する機会が多いため

目的別にさまざまな種類が開発されました。

薄口醤油や濃口醬油、白醤油やたまり醤油、刺身醤油など・・・。

特に代表的な濃口醬油と薄口醤油は、色調の濃さによる名前です。

 

汁物やおひたしなど、あまり濃い色をつけず食材の色調を見せたいときなどに

薄い色あいの薄口醤油が重宝です。

塩と組み合せて、少量を仕上げの香りづけに用いることが多いです。

 

その反面、濃口醬油よりも薄口醤油の方が、塩分が多く含まれます。

同じ100g当たりの塩分相当量を比較すると、濃口醤油は14.5 g

                      薄口醤油は16.0 g です。

1日に利用する機会が多い調味料です。

塵も積もれば・・・、要注意です。

 (なお、昨今は薄口・濃口、いずれも『減塩タイプ』が製造され、流通しています。)

 

なお、出汁の旨味を調味料と組み合せることで、塩分控え目でも風味に十分な満足感が得られます。

昆布やカツオ、煮干しや貝、椎茸やゴボウ、魚や鶏や野菜など、さまざまな素材から、

旨味を引き出し美味しく味わいましょう。

 

ヒトは、濃い味にはどんどん慣れてしまいがちです。

いつまでも健康に、楽しく料理を味わうために、

これからも調味料と上手に付き合ってゆきましょう。

 

 

健康のレシピ

2024.12.20健康のレシピ
【皮膚と栄養】743 ユズ湯
2024.12.19健康のレシピ
【皮膚と栄養】742 コーヒー・お茶
2024.12.18健康のレシピ
【皮膚と栄養】741 アルコール飲料
2024.12.17健康のレシピ
【皮膚と栄養】740 コラーゲンの用途
2024.12.16健康のレシピ
【皮膚と栄養】739 コラーゲンとゼラチン
2024.12.14健康のレシピ
【皮膚と栄養】738 コラーゲンの種類
2024.12.13健康のレシピ
【皮膚と栄養】737 コラーゲンの原料
2024.12.12健康のレシピ
【皮膚と栄養】736 口から摂ったコラーゲンのゆくえ
2024.12.11健康のレシピ
【皮膚と栄養】735 コラーゲンの生成を促す食べ方
2024.12.10健康のレシピ
【皮膚と栄養】734 コラーゲンの生成促進が期待される栄養成分 
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養