たべ新聞

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健康のレシピ

運動をする最適なタイミングは?

2021.05.06

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。

屋外での活動に最適な季節となりました。

三密を避けつつ、のびのびと運動したいですね。

安全に、効果的に実施するためには、タイミングがとても重要になります。

 

★早朝は要注意!

・起床食後は、1日の中で血圧が高い時間帯です

 (自律神経が睡眠→活動モードに切替えるエンジンをかけている時間帯です)

・前日夕食で摂った糖質エネルギーの備蓄がすでに枯渇しています

 (糖〈ブドウ糖〉は、全身の機能を司る脳が唯一使用できるエネルギー源です)

・睡眠中にコップ1~2杯分の水分が失われ、その分血液が濃い状態になっています

・睡眠中に体温が低下しています。

このため、朝食でエネルギーや水分を補い、ウォーミングアップを済ませてから運動しましょう。

筋肉・腱・関節はウォーミングアップで血流を促し、あたため

 酸素・水分・エネルギー源の供給をしておくことで、ケガ・故障を予防することが出来ます)          

 

★食後の運動でエネルギー消費を促進!

食後に運動することで、食事から摂ったエネルギーを効率的に消費出来ます。

反対に運動後に食事をし、食後安静状態のままで居ると、食事から摂ったエネルギーの消費機会が

少なく、余剰エネルギーが体内に蓄積され易くなります。

また、空腹時の運動はエネルギー消費は節約モードになり易いですが

食後、体温が上昇した状態で運動すると、エネルギーはより消費・発散し易くなります。

 (食直後20~30分程度は消化活動を優先して激しい運動は避けましょう)

 

★お休み前の強い運動は要注意!

就寝直前に筋力トレーニングなどの負荷の強い運動や、息が上がるような激しい運動をすると

交感神経が興奮し、副交感神経の働きによるリラックスモードが妨げられます。

このため寝付きが悪くなったり眠りが浅くなるなど、睡眠の質の低下や睡眠不足を招き易くなります。

睡眠の不足や質の低下は、疲労の回復を妨げ、翌日の血圧・集中力・体調など全身に影響し、

生活活動全般にも悪影響を及ぼす場合があります。

 

せっかく運動をするなら、心身ともにより快適・快調になるタイミングを選んで実施したいですね!

 

 

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