たべ新聞

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健康のレシピ

体に良いアブラはたっぷり摂った方が良い?

2021.05.07

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

 

オリーブオイルにアマニ油、えごま油、ココナツオイル・・・

当初は物珍しかった種類の油脂も、今やほとんどが食卓の定番となりました。

『目的によって使い分けている』という声も耳にします。

脂質をかたちづくる各種脂肪酸は、その特徴毎に体に良い働きが注目されています。

  

脂質は

・調理や食卓上で使用する液体の油

・バターやマーガリンやショートニング、ラードといった固形の脂

・マヨネーズやドレッシングなどの油脂を多く含む調味料

・加工食品の原料

・ピーナツやアーモンド、ゴマなどのナッツ類

・卵や肉、魚、乳製品、穀類や野菜、アボカドやオリーブなどの果実

といった食材全般に広範に含まれます。

 

脂質1g当たりのエネルギー量は9kcalです。

糖質やたん白質は1g当たり4kcalですので、倍以上のカロリーです。

ちなみに、油脂大さじ1杯半(18g)と6枚切り食パン1枚のエネルギー量が

同じ160kcalです。

油脂から摂り過ぎ余剰となった分のエネルギーは、

体内に備蓄されます(皮下脂肪・内臓脂肪・血中脂質など)。

 

なお、各種の油脂の『体に良い』とされる成分(脂肪酸)は、

1日に摂りたい分量がおおむね小さじ1杯分に含まれています。

脂質は食品全般にも含まれていますので

油脂や、油脂を多く含む調味料は、

各種取り混ぜて1日平均大さじ1杯程度 におさめられるよう工夫してみましょう。

 

例えば、揚げ物を食べた翌日は油脂の利用を控えめにする、

といった食べ方です。

美味しく!楽しく♪健康に良い食べ方を模索しましょう。

 

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