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健康のレシピ

食品添加物の表示規制

2023.08.18

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

医薬品・医薬部外品(薬用化粧品)・化粧品と共に、食品にも成分表示に関するルールが存在します

今回は食品添加物の表示規制についての話題をご紹介します

食品添加物は、原材料表示に記載された原材料名を読み進めると、後半に / の記号の後に続けて記載されています

例えば、幅広い食品に配合される各種の甘味料の中では、サッカリン、アスパルテーム、キシリトール、スクラロース、スルファムカリウム、ソルビトール等が食品添加物に分類されます

これらの食品添加物は、品質や食味の向上といった目的のために使用されています

けれども、これまで食品には添加物の「無添加」「不使用」の表現に明確な基準がなく、消費者が誤った解釈をしやすい、紛らわしい表示も多くあり、問題視されていました

そこで2022年の3月、消費者庁の食品添加物の不使用表示に関するガイドライン策定により、無添加・不使用といった表現に厳しい規制が加えられるようになりました

その一部の例を挙げると

本来添加物として利用されない成分●●の『●●無添加』といった表示の禁止

本来食品表示基準に規定されていない「人工甘味料」「合成保存料」といった項目の

 無添加・不使用表示の禁止

そうめんに『香料無添加』と表示するなど、本来含まれないと認識されている成分の

 無添加表示

無添加・不使用であること「安心」「健康的」「美味しい」などを関連づけた表示

といった内容です

2024年3月までに、流通する製品の表示がガイドラインに沿って完全に切り替えられます

 

 

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